学生の集い

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公共選択学会「第13回(2010年)学生の集い」

                                        公表 2010年4月1日
                                        修正 2010年6月15日

開催日:2010年11月6日(土)・7日(日)
開催場所:高崎経済大学
開催大学・ゼミナール:高崎経済大学・中村匡克ゼミナール

テーマ

 3年:政権交代は、政策変化・制度改革につながるか?
 2年:まちづくり・地域活性化のためには、何をどうすべきか?

解題・参考文献

3年

 2009年夏の総選挙で本格的な政権交代が実現した。それによって出現した鳩山および菅・民主党政権の下での政策決定手法の改革や政策の変更は、選挙の際のマニフェストに基づく部分も多く、これはこれで当然、予想されたものであるが、必ずしもそれに準拠していないものもある。あるいは、自民党政権時代の政策が継続しているものも少なくない。
 いずれにせよ、政権交代には、時代状況に合致した政策体系に組み替えるための手段としての役割・意義があるはずである。しかし、政策変化・制度改革を実質的に実現するためには、あえて政権交代は必要ないかもしれない。そうした観点から見たとき、民主党政権下で行なわれている政策変化・制度改革の試みをどのように評価できるか?

  • アレンド・レイプハルト(粕谷祐子訳)『民主主義対民主主義‐多数決型とコンセンサス型の36カ国比較研究‐』勁草書房、2005年6月、¥3,990.
  • 上村敏之、田中宏樹編著『「小泉改革」とは何だったのか‐政策イノベーションへの次なる指針‐』日本評論社、2006年6月、¥1,900.
  • 加藤寛、竹中平蔵『改革の哲学と戦略‐構造改革のマネジメント‐』日本経済新聞出版社、2008年6月、¥1,800.

2年

 少子高齢化社会、安定成長の時代に入って久しいわが国では、全国各地で、地域経済の不振、地元商店街の衰退が進んでいる。国民経済全体で見ても、家計・地元の消費の低迷、地場産業の不振、雇用の縮小、資金繰りの悪化といった悪循環の構造が定着している。その結果、国(中央政府)の財政赤字に加えて、地方財政の悪化も深刻である。
 人々の生活の基盤である地域経済の活力が失われている状況下で、安心・安定にも陰りを見せているコミュニティの社会構造を、どのように立て直すべきか。ソーシャル・ビジネスやコミュニティ・ビジネスに可能性はあるか。公共部門の仕組み・機能の見直しが迫られている中、市民協働や市民参加に期待することは出来るのか。

  • 大西隆『逆都市化時代‐人口減少期のまちづくり‐』学芸出版社、2004年6月、¥2,200.
  • 細野助博『中心市街地の成功方程式』時事通信出版局、2007年9月、¥2,100.
  • 福川伸次、市川宏雄編著『グローバルフロント東京‐魅力創造の超都市戦略‐』都市出版、2008年4月、¥1,905.
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